米国レジデンシーアプライのためのプロフィール写真

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米国レジデンシーのアプライの際にプロフィール写真を用意する必要があります。見た目が与える印象の大きさは言うまでもありません。どのようなプロフィール写真を使用するかは実はかなり重要な気がしています。

笑顔で写真を撮ることへの不慣れ

アメリカで働いたことがある人なら分かると思うのですが、アメリカではプロフィール写真は笑顔で撮影している人が多いです。日本ではほとんどのプロフィール写真は真顔で撮像するので、これは非常に大きな差だと思います。試しにインターネットで自分がアプライしたい病院のレジデントの紹介のページを見てください。ほとんどのレジデントが歯を出してにっこりと笑っていると思います。真顔でムスッとした表情の写真を使うことは避けるべきと思います。

プロのカメラマンにお金をかけてとってもらおう!

自分は当初、普段パスポートの写真などでお世話になっている近所のカメラ屋で証明写真として撮影してもらいました。しかし、その質に納得がいかず、最終的には異なるフォトスタジオに行ってプロのカメラマンに撮影を依頼しました。わずか1カットの撮影に1万円以上かかりましたが、必要な出費と割り切りました。2箇所目のフォトスタジオでは置いてある撮影機材も異なりましたし、何より『まずは光を作るところから始めますねー!』と言って撮影が始まったことに驚きました。証明写真というよりはポートレートをと呼んだ方が適切なのかもしれません。自分の場合は友人が過去に撮像した画像をもらい、それをカメラマンに見せて、『このような写真をとって欲しい』と伝えたことで、撮影がスムーズに進んだように感じます。自分の場合は真顔バージョンと笑顔バージョンの2つを撮影しましたが、同僚の意見を聞いた上で、最終的には笑顔バージョンの方を採用し、ERASに登録しました。

写真ファイルの修正とアップロード

過去の先輩方のブログも参照して頂きたいのですが、自分の場合はもともとパソコンに付属している「写真」というソフトで写真の編集を行いました。該当写真を開くと、右上に編集というボタンがあるので、そこをクリックして、まずはトリミングを行いました。要件が3.5 × 2.5 inch以内なので縦:横=7:5となるような適当な大きさでトリミングしました。

サイズ調整についてはプレビューでトリミング後の写真を開いて、ツール→サイズ調整を選択し、Pxcelを336 × 240に設定することで条件を満たすことができました。inchでも調整できるので、Pixcelを大きいままにし(この方が画像が綺麗)、inchを3.5 × 2.5と設定したが、いざOasisからアップロードしようとすると、"System has detected a problem with this file. Image has dimensions (3.91" x 5.47") exceeding 2.5" x 3.5"."という記載がでてアップロードができなかったので、後者のパターンは断念しました(結局インチやピクセルの概念があまり理解できておりません、、、)

ERASの注意書きには、

It must be a clear, full front view of your head and shoulders. Your face should be in the middle of the photograph, and your expression should be natural with your eyes open and looking directly ahead.

と記載があり、自分の場合は笑顔になると眼が潰れてしまうので、アップロードに引っかかってしまうという不安も少しありましたが、アップロード後速やかにERASに反映されました。写真の反映は推薦状やMSPEとは異なり、1-2日しかかからないため、何回でもアップデート可能でした。

以上レジデンシーアプリケーションにおけるプロフィール写真について記載しました。この記載が実際アプライされる先生のお役にたてば幸いです。

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